社労士試験合格までの勉強時間の確保。

前頁で書いたスケジュールをこなしていくには、日々の勉強時間の確保が重要となります。受験に失敗する人の多くは、勉強していない人だそうです。つまり、「すごく勉強したのにだめだった」ではなく、「勉強が間に合わなかった」という人が大半なのです。勉強時間が、絶対的に不足しているのです。

一番陥りやすいのは、「1年先だから時間がたくさんある!」という勘違いです。1年は365日、平日は260日。平日1日に2時間勉強したとして520時間。これで最低必要とされる勉強時間数です。でも、この3倍くらいはやらないと不安です。そうすると、土日も少しやらなければ足りません。「まだ1年もある・・・」というのは錯覚で、「あと1年しかない」なのです。

というわけでは、平日1日に、少なくとも2時間は勉強時間を確保するべきだと思います。わたしも、1日2時間と決めてやっていました。仕事はハードでしたが、やめると決めてからは、効率重視で仕事を終わらせて時間を作るようにしました。
具体的には、残業を2時間減らし、2時間早く寝、2時間早く起き、その朝の2時間を勉強にあてるという方法です。もちろん、これは感覚的な目標であって、こんなにきっかりは行きません。でも、朝5時から7時を勉強時間にするというのは心に決めていました。つまり、それ以外の時間がずれると、睡眠時間が減ってしまうということになります。

睡眠時間を削るのは、通常よくないことです。ですが、わたしの場合、もともとショートスリーパーなので、そんなに苦になりませんでした。でも、普通の人は、とにかく早く寝ることを心がけるのがよいと思います。早く寝れば早く起きられるし、早く起きれば早く眠くなります。リズムができてしまえばこっちのものです。

この朝のまとまった時間を利用して、講義DVDを見たり、チェックテストをやったりしました。でも、これだけでは足りません。たくさん専門用語を覚えるには、繰り返しやることが必要だからです。そこで、常にテキストを持ち歩き、移動中や休憩中に読むようにしました。意外と、細切れの時間でもトータルで2時間くらい確保できたのではないかと思います。こういうのが無駄なようで重要です。まとめて勉強するよりも、細かく何回も覚えるほうが記憶に残るからです。

当然のことですが、時間をたくさんやればよいということではありません。集中力を高める努力も必要です。朝はもっとも集中力が高くなるので、できる限り午前中に勉強するのがおすすめです。わたしも朝やると決めたからできたのだと思います。夜だったら、疲れてやってもやっても頭に入らなかったかもしれません。

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